花材
ぼけ、グロリオーサ
花制作 内藤 華了 ( ないとう かりょう )
花器は美しい曲線のフォルムで、黒い存在感のある器だが、中心に白い泡に模様がある。まずは反対色の赤の花材を持ってきて、引き立たせることを考えた。ぼけは次々と蕾が咲き、どんどん赤が増えていく。後半の期間は白をメインにした花材で変化を出し、鏡の前の場所なので映る後ろ姿にも配慮した。
器制作 寺内 信二
黒っぽい、どっしりとしたフォルムの中で水を感じられる表現。自然の中に存在する柔らかい曲線を意識して制作を行った。
器提案 後藤 麗美 ( ごとう れいび)
長方形で力強く立ち上がっているが、左右はそれぞれ違う曲線を有する個性的フォルムにした。黒地の中心部には白く淡い泡の大小が広がっている。
厚さもあり、重厚感、存在感のある花器に仕上げて頂いた。